昭和の画家
小さい頃に事故で隻眼になった。
この少年は、異常に絵が好きで地元の
狩野派の絵師に師事した。
20代で戦争にとられたときに、岩絵の具を
瓶につめ実家の縁の下に隠した。
中国大陸を従軍し、終戦で必死に足がぼろぼろになって
何百キロも歩き、生還した。
実家に帰り、岩絵の具を掘り出しまた絵筆をとった。
朝、昼、晩、隻眼のハンデイを克服するために
色々に角度から数十枚のデッサンをかき、
絵を描いた。
後年は、ヒマラヤを命がけで描き みるものに
力を感じさせる。
文化勲章受章の栄誉を受けた。
この写真は、30代の若い頃に宿の主人が
色紙を所望したところを写した写真です。
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2008.08.19:[会員さんからのコンテンツ]
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