ゆきだるまの里の山菜採り名人!
★山菜採り名人〜丸山実さん(76歳)★
白川のほとり、小屋地区に住む丸山実さんは昭和7年生まれの76歳。中津川きっての山菜採り名人である。中津川に生まれ、中津川に育ち、これまで1度も外に出たことはないという、生粋の中津川人。
小学校を卒業してからは炭を焼いて一筋。山菜、きのこ、狩猟、を通してずっと山とともに暮らしてきた真のプロフェッショナルだ。また仕事を休んだのは生涯でたった2回だけという働き者でもある。現在でも毎朝明け方5時から山に入り、毎日平均8時間はずっと山の中を歩いているという、御年76歳とは到底思えない強靱な足腰を持っている。
昔、まだ車が無かった時代には、片道で30km離れた小松地区まで毎回買い物に行かなければならなかった。その往復60kmにも及ぶ道のりを毎度歩いて通ったと言うから驚きである。「それを考えると今は夢みたいなもんだ。」山菜採りの名人は淡々と語る。
2005.08.12:[会員さんからのコンテンツ]
中津川の一番好きな季節は春
ゆきだるまの里で採れる主な山菜たち
山形県飯豊町中津川|緑のふるさと公社
株式会社緑のふるさと公社※2施設の運営を行なっています。ご予約・お問合..
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仰天!巨大熊との遭遇
今までに採った一番の獲物は30kgにも及ぶ巨大な天然の舞茸。さすがの名人も、この時ばかりは心が震えたという。ちなみに希少価値の高い天然の舞茸は当時のキロあたりでおよそ1万円をゆうに超える。30kgの天然ものは一生のうちにも、そうそうお目にかかれるものではなく、値段には変えられない。
一番印象に残ったのは熊とバッタリ遭遇した時。ガサガサッという音に、一緒に行った連れだと思って近づいたところ、それが熊だった。本来は1日のうちに2匹仕留めたこともあるという狩猟の名人でもある丸山さんだが、この時ばかりは丸腰だった。突然の出来事にお互いが仰天。身動きの取れない状態がしばし続いた。やっとの思いで近くの木によじ登り、枝をって熊に投げつけたが逃げる様子もない。あらん限りの声を振り縛り大声で叫ぶと、熊はゆっくりと体を返して山の奥へと引き返して行ったという。「出くわした時の位置が良かったです。こちらが坂の下側なら危なかったねぇ。」