毎年1月1日から3日の三が日。白川荘恒例の各種正月行事が催される。日本の近代化が進むと共に、薄らぐ傾向の日本の伝統行事の数々。山の旅館「白川荘」が灯火を消すまいと奮闘する舞台裏を明かしたコマ劇画である。
山の旅館「白川荘」では、正月三が日、正月の催しが行われる。福引などの特典もさることながら、お客様が最も楽しみにしているものが、朝の「もちつき」である。 サラシ姿の支配人や着物姿の従業員と共に、一緒にもちつきを楽しんだ後、朝食で、お神酒が振舞われるのだ。
【支配人】「さあ、今年も始めるか。いつもどうりにたのむ」【フロント係長】「はい。この作業をおこなうと、正月の実感がでてきますね」フロント係長は、毎年支配人のサラシを巻く役目となっていた。
【支配人】「もっと、引っ張ってくれ。遠慮はいらないぞ。」【フロント係長】「はい。力いっぱいなんですが、ゆるいですか。」
【支配人】「うっ・・。くうぅーーーっ。まだまだ!」【フロント係長】「うーーん、うりゃあーっ」
【支配人】「ううううーっ。その調子!」【フロント係長】「きいいーっ。はっ!。おりゃあーーーっ」
ここで、得意の寸劇がはじまったのである。ふたりは、仕事中に仕事の流れでいきなり寸劇が始まりだす事は珍しくない。白川荘のフロント裏は、漫才や寸劇の隠れステージのようなものだ。
【支配人】「ええーい、はなせーーっ。拙者は行かねばならぬーーーーっ!」【フロント係長】「!」
【フロント係長】「おまえさん、危のうございます。行かないでおくんなまし!。」
【支配人】「えーい、はなせーっ。離さぬかーっ!」 【フロント係長】「いやでございます。いやでございます。私めをひとりになさらないでおくなまし!おねがいでございます。」
【調理課係長】「支配人、お餅つきの準備ができました」
【食堂係長】「・・・・・・。」【支配人】「え?、あ、う、うん・・・。い、急ぎます・・・。」
餅つきは、どなたでも参加できます。1月1日から1月3日の朝7:30からとなります。
福引は、12月31日〜1月2日宿泊の皆様に無料で、空クジなし。
門松は、手作りです。
この放送は、ごらんのスポンサーの提供でお送り致しました。次回もお楽しみに!提供:白川荘
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山形おきたま観光協議会
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1コマ目
山の旅館「白川荘」では、正月三が日、正月の催しが行われる。福引などの特典もさることながら、お客様が最も楽しみにしているものが、朝の「もちつき」である。
サラシ姿の支配人や着物姿の従業員と共に、一緒にもちつきを楽しんだ後、朝食で、お神酒が振舞われるのだ。