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最後の手紙・・・。

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毎度どうもです

今日は素敵なお話をみなさんに・・・

先日、間もなく寿命を迎えようとしていた87歳の英国人女性は、74年間愛し続けていた夫へ、病院のベッドから“最後のラブレター”を送った。「どうして会いに来てくれないの? ダーリン」。



英紙ブリストル・イブニングポストによると、夫のテッド・ウィリアムスさんと妻メアリーさんは、74年前に教会で出会ったという。15歳のテッドさんを好きになった13歳のメアリーさんは、当時異なる宗派間では結婚が認められなかったことから、テッドさんが信じるカトリックへ改宗。その後2人は順調に愛を育み、テッドさん21歳、メアリーさん19歳のときに結婚する。

以来、ブリストルの家で60年以上一緒に過ごしてきたウィリアムスさん夫妻。67歳の息子トニーさんによれば、2人はともに愛情あふれる人柄だったという。エンジニアをしていたテッドさんはそれなりの給料を稼いでいたそうだが、「そのほとんどは友人や、大切な家族のために使っていた」。「彼らは少しの贅沢も望んでなかった。ただお互い一緒にいれば幸せだったんだ」と、トニーさんは2人の結びつきの強さについて語っている。

40代で心臓を患ったテッドさんは、50代半ばにして早めに仕事を引退。それからは、2人仲良く幸せな時間を過ごし元気に暮らしていたが、そんな生活に変化が訪れたのは1年前のことだった。メアリーさんがアルツハイマー病を患い、介護が必要な生活を余儀なくされることに。そのときテッドさんは、「それは私の仕事だ。彼女を愛しているし、彼女といたいんだ」(英紙デイリー・エクスプレスより)と周囲に話し、1人でメアリーさんの世話を始めた。

しかし厳しい寒さが影響したのか、今年2月にメアリーさんは肺炎を起こしてブリストルのソウスミード病院に入院。テッドさんは、毎日メアリーさんの見舞いに訪れていたが、今度はテッドさんの心臓の状態が悪化し、同じブリストルのフレンチヘイ病院に入院することになった。



突然夫が顔を見せなくなり、寂しい気持ちになったメアリーさんは、その気持ちを手紙にする。「テッド、あなたに会いたい。どうして会いに来てくれないの? ダーリン」(英紙デイリー・メールより)とつづられた愛の手紙。それに気が付いたソウスミード病院はフレンチヘイ病院へ連絡を入れ、テッドさんをソウスミード病院に転院させ、メアリーさんの隣で看護したいと申し出たそうだ。

そして3月10日、テッドさんは無事にメアリーさんの隣に移り手を取り合うと、メアリーさんは安心したかのように、再会から3時間後、87年の生涯を閉じる。一方テッドさんもその3日後、メアリーさんの後を追うように90歳で人生を終えた。息子のトニーさんは、心遣いをしてくれた病院関係者に「とても感謝したい」(デイリー・メール紙より)と語り、3月25日には合同の葬儀で2人一緒の“旅立ち”を見送ったという。

みなさんはいつでも一緒にいたい人は隣にいますか?

こんな夫婦で生きていたいですね♥

2010.03.27:[会員さんからのコンテンツ]

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