ながいまちなみ物語 2 長井駅前通り
まちなみ、それはここ長井の歴史を表すもの。その時その時の時間が封じ込められている。大正3年は、長井にとって大きな飛躍の年になる。長井軽便鉄道が長井まで開通、長井駅が開業した。合わせて電気が初めて長井に。
大正3年11月15日、軽便鉄道が長井まで開通し、長井駅が「長井ステーション」として開業した。写真は「祝開通」の文字が入る歓迎ゲートだ。奥に見えるのが、初代長井駅。駅前からの撮影。
見物に集まった人々を撮影した写真。駅前通りの左側、小出地区側には建物が並び「祝開通」の文字も見えるが、右側、宮地区側には建物らしきものは見当たらない。臨時的なものはあるのだが、田んぼが広がっていたようである。道路の両側には提灯が下がり祝賀ムードを作っている。長井駅に伸びる道路は、長井駅開業に合わせた整備であるため、当時は田んぼだったことが当然であった。その後急速にまちなみが形成されていくことになる。
(資料:文教の杜・長井市史・長井年表)
2014.08.08:[会員さんからのコンテンツ]
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