◆隠れた穴場◆
桜が咲き始めて春爛漫を迎えた長井の郷、ゴールデンウィークも近づいて行楽には良い季節ですね。
さて店主の気質からかホームページもブログもやってない為に知る人ぞ知る穴場的な存在のお店をご紹介。
「割烹 山志ん」と云えば長井では老舗の料理屋さんで名が通る格式の高いお店というイメージが一般的。
そんなお座敷のご会食営業とはまた別にご予約なしでお気軽に旬の逸品を楽しめるカウンターと小上がりスペースがございます。
関西で修業された店主が腕を振るう洗練された美肴と地酒を心ゆくまで楽しんでも庶民の懐に優しい料金設定。
これじゃ常連さんが人に話したがらないのも納得です。
そんな「山志ん」さんのお料理の一部をサクッとご紹介。
先ずは牡蠣の天麩羅、牡蠣の揚げ物といえばフライと思いきや海苔や大葉で巻いた牡蠣天を紅葉おろしポン酢や抹茶塩で楽しむ乙な一品。
続いては鴨のロースト、ミディアムレアの鴨肉と芳ばしく焼いた皮目をお好みの薬味で頂く焼き鴨の醍醐味を満喫できる一品。
その下はブリ大根のスープ煮、ご存じブリ大根を出汁の利いたスープ仕立てにしたアイディアに唸る一品。
ふっくら軟らか、大好物の出汁巻玉子。
メヌケの煮付けもプロの手に掛ればこの通り、甘辛の味が滲みたホロホロの食感です。
付け合せは豆腐とアスパラ、他のお料理共々付け合せの妙にもセンスの高さが伺い知れます。
お次は串焼き盛り合わせ、8本がそれぞれに異なる具材の焼き物の競演、鶏のササミの白焼きの上には山葵が乗ってます。
グリーンサラダは一人前でこのボリューム、さっぱりとしたドレッシングがナイスマッチ。
最後はお造り盛り合わせ、美しい盛り付けですね。
生蛸には梅肉が宜しいようです。
明るく気さくな女将との対話も楽しい「山志ん」さん、暖簾の向こうは食いしん坊のパラダイス。
小粋でお洒落な和の空間で至福の一時如何ですか。
まるはち酒店
ようこそ、酒屋おやじの気まぐれ日記へ!店主の感性の赴くままに酒の事、趣..
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