昭和の長井 8
元禄7年(1694)に最上川舟運によって宮舟場が設置されて以来、飛躍的に商人町へと変貌し、。大正期を経て昭和に入る。舟運で培ったエネルギーが昭和となり、どのように長井は変わっていったか、年譜形式で紹介する。
昭和33年1月17日
| お天気博士。渋谷渋衛が河北文化賞受賞 |
昭和33年
| 自転車税廃止 33年度の一般会計199,200,000円決まる |
昭和33年2月16日
| 新装の市営横森スキー場で第三回市民スキー大会開催。市営スキー場竣工 |
昭和33年2月21日
| 長井山岳会、厳寒期の祝瓶山に初登頂、6名で |
昭和33年1月
|
新市庁舎入札。戸田組5500万円。設計は仙台日建支社
|
昭和33年3月 |
今泉果樹園共同防除施設完成 市庁舎鍬入れ式
|
昭和33年3月21日 |
野川橋永久橋となる。午前10時から渡り初め。志村庄助・深瀬満弥・小島市蔵三代夫婦9組が先頭、133m、幅6m
|
昭和33年
| 長井市観光協会に助成25万円(昭和32年も) |
昭和33年
| 長井駅の装飾並び歓迎塔の整備 |
昭和33年4月
| ブルドーザ購入 |
昭和33年4月号
| 献穀田に種まき、田植え式は5月26日。西根の篤農家飯沢興助、田植式 |
昭和33年5月 |
長井専門店会招待音楽会開催。長井中学校体育館で
|
昭和33年6月
| 長井華道会発足 |
昭和33年6月 |
市勢要覧発行
本町商店街が月1回の定休日を実施
|
昭和33年7月6日 |
長井中学校で県下母子福祉大会開催
|
昭和33年8月1日
| 長井・葉山・朝日岳・木地山・長井の循環登山ルート完成 |
昭和33年8月15、16日
| 市民納涼盆踊り大会が長小グラウンドで |
昭和33年8月17日
| 第三回市民水泳大会が平野中プールで |
昭和33年8月23日 |
長井市役所庁舎完成。
|
昭和33年
| 新庁舎落成記念、自衛隊街頭行進 11月 |
昭和33年9月 |
菊水館で健康家庭表彰式
|
昭和33年9月
| 乳牛15頭購入、農家に貸し付ける |
昭和33年9月
| 市民歌制作を芳賀秀次郎に委嘱、発表は11月3日の庁舎落成祝賀会で |
昭和33年10月
| 谷地橋団地に市営住宅20戸完成 |
昭和33年10月29日
| 長井市市民歌制定。芳賀秀次郎作詞、海鋒義美作曲 |
昭和33年11月3日 |
長井市新庁舎落成。鉄筋コンクリート三階建て、総工費6000万円余。市内高齢者(77歳以上)1021名を招待。庁舎を一般公開(11月4、5、6日)。祝賀仮装行列(11月9日)、自衛隊演奏会(11月4日街頭行進・新庁舎前広場)行う。
長井市懐古展(11月4〜6日新庁舎3階)、物産展示会(11月4日〜6日新庁舎2階)、アマチュア無電展示会(新庁舎3階)、地区回り駅伝(11月2日) 11月8、9日に旧庁舎から新庁舎に引っ越し、一般事務は10日から。 市民歌の発表会 新庁舎落成式典 長井市庁舎建設第一期工事概要 設計:日建設計工務KK東京事務所 工事管理:同 施工:株式会社戸田組仙台支店 着工:昭和33年2月29日 竣工:昭和33年11月3日 面積:714.04坪 内訳 1階 242.366坪 2階 212.806 3階 223.942 塔屋1階 11.642 2階 11.642 3階 11.642 建築費:55,000,000円 建築物の仕上げ (外部)正面、側面等建物周壁は、柱迎及窓額縁人造石研出し、壁面はセメント、ガンスプレー仕上げ、玄関段石は稲田小叩き仕上げ、外壁回り窓及入口はスチールサッシドアーオイルペンキ仕上げ (内部)玄関、ホール及議場壁はゾラコート塗り仕上げ、市長室、助役室及正副議長室壁はサテシタンポ叩き仕上げ、会議室、議場の一部壁は孔明三井ボード張り、応接室及会議室の一部壁はホモトーン張り仕上げ、他の壁はプラスター仕上げ、廊下間仕切りは木造とし両面三井ボード張り仕上げとす。 床は、孔明吸音テックス及プラスターボード張りとする。木部及鉄部ともオイルペンキ仕上げ、一部クリアラッカー仕上げとする。 設備:給水設備・井戸深さ60尺、排水設備・汚物260人浄化槽1基、強電設備・3300ボルト受電変圧器2台、照明設備・蛍光灯と普通灯、弱電設備・電気時計 拡声器 登退庁表示機、電話設備・町内電話交換設備160回線、暖房設備・前田五−14S前ストーカー ラジエーター コンペクトヒーター 議場温風暖房、避雷設備・煙突上部に一箇所
日時:11月3日午前10時 場所:市役所新庁舎
株式会社戸田組仙台支店
県知事 代 華山副知事 国会議員代表 木村代議士 県議会議長 代 紺野県議 県市長会 代 酒田市長
式後、長井小学校において 来賓者 418名 外市議会議員28名 職員代表として各課長
11月4日 神町自衛隊音楽隊外演奏 市庁舎前 11月4日〜7日 物産展示会 市庁舎 11月7日 郷土展 市庁舎 農産物品評会 市庁舎 木炭品評会 市庁舎 敬老会 中央会館 11月5日 緬羊品評会 つつじ公園 11月10日 肉牛品評会 今泉家畜市場 10月25日〜11月15日 菊花品評会 市役所前空き地
他に昔を偲ぶ長井市懐古展、アマチュア無線展示会、仮装行列があった
|
昭和33年11月4日〜6日
| 長井市懐古展開催「白龍展」、宮遺跡出土遺物、古文書、武具などを展示。市役所3階で |
昭和33年11月
| 今泉果樹園造成事業完成 |
昭和33年12月1日
| 1万円札発行 |
昭和33年12月15日
| 羽田貞三、選挙で長井市長に。 |
昭和33年12月
| 新生活運動として「紙カド松」を各戸に配布スタート
|
昭和34年1月1日
| メートル法発布 |
昭和34年3月29日 |
ままの上に長井警察署庁舎完成。落成式は3月29日
34年度一般会計188,000,000円決まる
|
昭和34年4月1日 | 西置賜教育会から長井市が500万円で図書館(建物、書籍)委譲される。建物木造総二階建て、総坪数251坪、蔵書7000冊。これに中央公民館が加わる。初代館長は市長兼務。中央公民館の設置。図書館の会館は4月6日。 図書館 土地:430.00坪 建物:225.91坪 2棟
行政機構改革し、市民課・商工課・財政課を新設。市民課に市民相談室を設けた。総務課を庶務課に、産業課を農林課に変名
|
昭和34年
| 横山孫助胸像、旧役場から市庁舎東に移設
市役所東に移設
|
昭和34年4月20日
| 伊佐沢大石地内平ノ沢に皇太子御成婚記念に植樹、杉苗1500本植える |
昭和34年4月30日
| 長井市議会議員選挙、新条例により、28名当選、内新人10名で初議会 |
昭和34年5月10日
| 日本体育祭第5回長井市大会を長小グラウンドで、4300人の参加 |
昭和34年5月
| 森地内の集団開田事業完成 改選後初の市議会が開かれ、議長に梅津喜蔵を選出。 |
昭和34年6月1日
| 長井線に西宮内駅開設 |
昭和34年8月1日5月26日
| 移動国技館。若の花等三横綱と柏戸の一行巡業にくる |
昭和34年6月1日 |
市政移動動く市役所相談所39箇所巡回
地区公民館に16ミリ映写機7台配置
|
昭和34年6月1日 |
置賜地区労働会館落成。(8月) 祝瓶山荘落成。市補助20万円
|
昭和34年6月27日
| 置賜総合開発協議会が発足 |
昭和34年8月
|
朝日登山循環コースで国体県予選山岳競技開く。8月3日〜7日
|
昭和34年7月18日
|
長井南高等学校体育館1300万円で完成
|
昭和34年7月
|
あやめ公園改造模型を庁舎に展示。市民からの提案
|
昭和34年9月1日
| 大石部落に婦人消防隊(15名)誕生 |
昭和34年9月16日 |
つつじ公園に忠魂碑 除幕式
設置の写真
|
昭和34年9月
| 長井市水源地一本松、谷地橋に市営住宅20戸完成。更に今後原野開発予定 |
昭和34年10月
| 収入役に飯沢伝一、選任 |
昭和34年10月1日
| 県貴重文化財指定。總宮神社の木造彩色神像五体、同観音像一体、伊佐沢平子文書 |
昭和34年11月8日〜
|
長井市制施行5周年記念式典行う。ミス長井カーニバルなど記念のお祭りあり。市報に詳細 記念式典/菊花展/長井警察署で行われた市民剣道大会/ミスカーニバル(ミス長井に成田・鈴木敏子さん)/ミス、準ミスを先頭に広告コンクール自動車パレード/郷土物産展示即売会
|
昭和34年11月 |
市役所前道路、舗装工事
|
昭和34年12月1日
| 県貴重文化財指定。豊田宝光院の阿弥陀如来座像 |
昭和34年12月
| NHK山形放送局開局 |
昭和34年
| 長井駅前に歓迎塔整備
|
昭和34年
| つつじ公園に忠魂碑建立 |
昭和34年度
|
市、第一次建設計画作成。38年度まで。後期は39年度から5年計画で
|
読みもの長井物語
(一財) 置賜地域地場産業振興センター
Contents 41,949pages
Today 7,547pv
Yesterday 17,970pv
Access 46,123,315pv