ダリア(天竺牡丹)日記 Vol.173
ダリア切花生産の基地
山形おきたま農協(川西)でのダリア切花出荷の最盛期が終わり、国内各地の施設ものの切花が市場を流通しています。秋のダリアシーズン以外に雪国で切花を栽培するには、施設の確保と燃料等の管理・維持コストが大きくなることから(石油の急速な値上がりには全国の農家が苦慮している思います)、とても難しくなっています。市場からは年間を通して、安定した供給が求められていますので、日々お叱りを受けています。
さて、おきたま農協(川西)では県の指導と支援を受け、ダリアの切花栽培を普及拡大するために、栽培農家向けの球根の生産に力を入れています。そして、品種の人気動向や採花性を考慮して次年度の出荷計画(前年には球根生産を行っています)を作成しています。
消費者の要望に答え、山形おきたまのダリアは50品種を超える多品種栽培となっていますが、このことは、市場と呼応した年次的な球根生産の取り組みの成果と言えます。
2007.11.09:[会員さんからのコンテンツ]
ダリア日記
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